PT(終身旅行者)とは?

Permanent Traveler(パーマネント・トラベラー)Perpetual Traveler(パーペチュアル・トラベラー)とは、「終身旅行者、または永遠の旅行者」の意味で、世界各国において非居住者とみなされる滞在期間の間だけ滞在して、税金を国へ合法的に払わない、もしくは納税する税金を最低限にとどめるライフスタイルのことです。

Permanent Travelerは、その頭文字から略してPTと呼ばれています。

PTという略語にはその他にも以下のような呼ばれ方もします。

・Perpetual Traveler(永遠の旅行者)
・Permanent Tourist(終身観光者)
・Prior Taxpayer(納税者優先)
・Perfect Thing(完全なるもの)
・Passing Through(通過する者)
・Parked Temporarily(一時滞在者)
・Practically Transparent(実質透明)
・Privacy Trained(隠遁訓練者)

つまりは、一つの国にとどまらず次々に住む国を変えて行き、どこの国の住人にもならないという生活を送る人の事をいいます。これによるメリットは、カントリーリスク(国家危機)を回避でき尚かつ節税が出来てしまう事です。

今、 日本は経済的に危機に面しています。銀行・証券会社・保険の破綻。世界経済的には回復基調にあるが日本は蚊帳の外。これから増えるであろう税金、サラリー マンの負担増。などなど。 決して明るいとは言えない状況です。なにも危機感を煽っている訳では有りませんが、一つの国に自分の人生を全て預けるという事を考え直してもいい時期に来 たのではないのか?と思っているのです。

国に頼る事無く経済的に自立する事を「経済的独立」と言うそうです。

自分や家族、大切な人を守るために国を離れる事は簡単なのではないでしょうか?過去の歴史において国家的危機や戦争を回避するために人は国を渡り故郷を捨 て家族と財産を守ってきました。非国民と言われそうですが、国という単位に翻弄されて人類は悲しい時代を多く過ごして来たのではないでしょうか?

国を構成する最小単位は国民です。国家は国民無くしては存在し得ません。がしかし、国家は緊急時に全ての国民を守る事が出来るでしょうか?「自己責任」が叫ばれる中、国家という枠組みに胡座をかいていることは果たして無条件で受け入れられる「安全」なことなのでしょうか?

国家間紛争が耐えない世界情勢が続いていますが、私たちは個々のつながりにおいて他人の存在を認める事が出来る事を知っています。たとえそれがどこの国で生 まれた人であろうと、友人になれる事を知っています。そして愛を語らう事もできます。この時、ひとは国境を越え、人間として、この地球に生きる人類として 「仲間」であると認め合う事が出来ると思います。

ただ、自国を離れるにはそれなりの社会的ポジションや財産、勇気が必要です。ですが、これらを克服する事が出来たならばその向こうに見える物はとてつもなく輝いて見えると思うのは私だけでしょうか?

むかし何かで聞いた事なのですが、

「ひよこは殻を破る時、命がけでそれを叩き割る。その向こうに眩いばかりの世界があるから」

人生には何度かこの「ひよこ」と同じように何かの壁を己の全生命を懸けて叩き割る時が有ります。今のままでは何も変わらない。こんな事のために生まれて来たのではない。これは自分じゃない・・。そんな思いに駆られて人は壁を叩き崩し、新たな世界へと歩いて行きます。

国を捨てるも拾うも無い。地球を一つの国家とする」〜 マンガ「沈黙の艦隊」より。

海江田艦長の言葉です。好きな言葉の一つです。

今自分が目指しているPTはまさにこの事です。国の存在を認めながらもその枠組みにとらわれず、地球を生きる一人の人類として生きて行きたいのです。 「独立せよ!」全てからの解放です。

こ のサイトは最終的にPTになるのに必要な知識や考え方、そこから派生するありとあらゆるものを網羅していこうと考えています。その知識の集積の過程を記録 していくことで、同じ志を持つ人たちに何かしらのお役に立てればいいなと思っています。個人的にまだまだ未熟者ですが、若いうちにこそ馬車馬のように頑 張って早くリタイアしてPTになりたいと考えています。

「旅は仲間と一緒がいい」あなたも仲間とともに歩き出しませんか?