第三のフラッグ:住居を持つ国

5つのフラッグ理論:第三のフラッグ:住居を持つ国(住所として家を持つ国)

第三のフラッグは住居を持つ国についてです。この第三のフラッグが意味するところを考えてみましょう。
家を持つということはどういうことか?簡単に考えればそこに住むということですね。では、どんなところに住むのがいいのでしょう?PTをする上である意味そこを拠点とするにはどんなところがいいのでしょうか。

PTは各国を渡り歩きます。そんな生活をする上での拠点として、メリットのある土地柄で考えられるのは・・・
そう、比較的大きな国際空港のある都市がいいのではないでしょうか。どこの国からでもすぐに戻ってこられるところが良いでしょう。

ポイントの1点目は
“大きな国際空港がある都市”です。

さて、家を持つということはその国の不動産を購入するということです。日本ではあまり聞き慣れない海外不動産の商習慣に「タイムシェア」というものがあります。詳しくは下記を参照ください。

ハワイタイムシェアの得する知識

主にリゾート地などは上記のようなタイムシェアなるものが存在します。こういったものを活用するのも良いと思います。基本的に海外の不動産価値というものは日本の感覚でいくと結構ハズレを引くことが多いと思います。

なぜならば、日本と海外では住居に対する価値観が違うからです。欧米では部屋数とバス・トイレの数が多く、ショッピングモールに近い物件がいい物件だとされ ます。築年数は特に考慮しません。買った家は自分の趣味に合わせて自分で補修するのが基本的な考えですから。ちょっと日本とは違いますね。本気でその国で 住み着いて老後もそこで送りたいならば、かなり現地情報に詳しい人間を捜して、その人と一緒に物件を考えた方が良いと思います。その道のプロも居ますし、 下手に個人でやらない方が良いと思います。

ポイントの2点目は
“海外不動産選びは慎重に、活用できそうなシステムは活用する”です。

ここでもう少し先の事まで考えてみましょう。「年を取ったら」ということについてです。
現在、日本人の平均寿命は男性で約75歳、女性で約80歳ぐらいでしょうか。このPTという生活を何歳まで続けることが出来ますか?死ぬまで海外飛び回れますか?私は無理です。

そこで考えて欲しいことがあります。特にこれはタイムシェアではなく、完全に海外の一戸建てとかマンションを購入してそこに住もうと考えている方にとってですが、

・・・それは、「長生きするリスク」です。

太く短く濃い人生を送るのも良いとは思いますが、太く短くとか、細く長くなんていうものは結果論でしかありません。本人はそれを狙って人生を送ってる訳ではないですよね。住所を持つ家を買ったということは、いつかはそこへ定住するということだと考えてください。

あなたが日本人ならば、周りにも日本人がある程度居てくれた方が安心でしょうし、お互いに助け合うことも出来るでしょう。人間は一人では生きていけないのですから。しかし、完全にその国に溶け込んで生活できるならばそれはそれで素晴らしいことだと思います。

これは個人の考え方によりますので、自分自身が年を取ったらどうしたいのかを考えた上で色々決定してください。

ポイント3点目は
“老後のことも考えて住居の選択を”です。


ポイントをまとめましょう。

“大きな国際空港がある都市”
“海外不動産選びは慎重に、活用できそうなシステムは活用する”
“老後のことも考えて住居の選択を”


以上のポイントを踏まえて住居地を選択してください。