年金

不労所得:年金

日本の年金制度は、国民年金からはすべての国民に共通する基礎年金が支給され、厚生年金など被用者年金からは基礎年金に上乗せする報酬比例の年金が支給されるという二階建ての年金給付のしくみをとっています。

国民年金は自営業者だけでなく、厚生年金などの被用者年金制度の加入者とその配偶者にも共通する給付として

・老齢基礎年金
・障害基礎年金
・遺族基礎年金

以上3種類の基礎年金を支給します。

厚生年金が適用されている事業所に勤めるサラリーマンなどは、国民年金と厚生年金の2つの年金制度に加入することになります。
厚生年金から支給される年金は、加入期間とその間の収入の平均に応じて計算される報酬比例の年金となっています。

自分が老後受け取れる年金額の現時点での概算が出来るHPがありますので紹介します。
> 社会保険庁:自分で出来る年金額簡易試算

どうでしょうか?いくらぐらいになりましたか?
取り敢えずは月額換算で20万円以上あればそこそこ暮らしていけると思います。

年金について詳しく知りたい場合は最寄りの社会保険事務所の年金窓口で聞いてください。

我々はこの年金退職金で老後は生きていかなければなりません。
長生きすればするほど厳しい現実が待ち構えています。何もしないで生きていくよりは、若い頃に、失敗の出来る時期に融資を受けて新しいビジネスにチャレンジするのも良いと思います。

ここでも、不動産などを購入すると、最後の一括返済で退職金を注ぎ込んで一括返済という事があったりするのですが、そういった意味でも不動産は長年ローンを組んで支払うべき商品ではないと思われます。どうしても家が欲しいならなるべく早く、ありとあらゆるものを担保にして頭金を多めに支払って完済しましょう。

最近では、保険(個人保険)などにもこの「年金型保険」があり、保険料はいろいろですが満期になると少しずつ積立金を受け取ることが出来るような個人年金型保険生命保険の1つとして登場しています。

こういった生命保険の掛け金は一応現状では所得額への課税から控除される対象なので、税金を多く払っている方には節税として1つ入っておいても損は無いと思います。