特許権や著作権

不労所得:所有する特許権や著作権を利用させることによる収入

所有する特許権や著作権を利用させることによる収入ですが、簡単に言えば「印税」です。「Royalty(ロイヤリティ)」ともいいます。
これがあれば寝ていても収入が入ってきます。印税を得るためには次のようなものが考えられます。

特許権・・・ 製品化した企業から発明家(特許権保有者)に支払われる。
著作権・・・楽曲については、音楽・映像ソフト(レコード・CD・DVDなど)会社、放送局、カラオケ店からプロダクション、作曲家、作詞家、アーティスト(歌手・演奏家)などに支払われる。
出版物・・・出版社から著者(作家、小説家、著述家など)に支払われる。
商標権・・・フランチャイズオーナー(フランチャイジー)から商標管理企業(フランチャイザー)に支払われる。

以上のようなものなのですが、正直これを生み出すには時間とある程度の才能と商才が必要です。

でも当たればデカイです。本などの著作物の印税は約10%と言 われています。もちろん、出版社側との契約内容によりますが、最大で10%だそうです。例えば1000円の本を1冊売ったら、作者には100円入ってきま す。

楽曲の場合はこの10%を歌手・作詞・作曲の3人で分けますのでおよそ1人3%ほどになります。シンガーソングライターならば、総取りです。

個人出版の本などは3万部も出れば優秀だそうで、1冊1000円だとすると、3万x100円の印税で300万円の収入になります。ベストセラーで売れに売れて100万部売り上げたとしたら、100万x100円で1億円です。

本と言っても、1冊で100万部とか厳しいですので絵本を何作か作るとか、刊数の多い作品にするとか色々手法はあると思います。
また、本に限らず、絵などの著作物でも良いでしょう。手先の器用な人なら手工芸品を販売するのも良いでしょう。こんなものがあれば良いのに・・という発想で特許物を作っても良いと思います。

ただ、特許に関して言えば、お金が掛かる上に申請から許可までの時間もかかります。詳しいことは自分で調べてもらいたいのですが、何かを考えだしたらまず、 認可の早い著作権を申請して、作品を守ってからその後、そのものが特許を取得する価値があるかどうかを考え、その価値がありそうだと判断したら特許申請す れば良いと思います。

もちろんですが、特許を取ったからといって、すぐにその商品が販売される訳ではありません。自分で営業するんです。各企業に。売り込むんです。そうしないといつまでも待ってたら何年経ってもお金になりません。

何かの作品を創造するということは人生において非常に有意義なことだと思います。自分に何が出来るか考えてみてください。この世にあなたの作品を生み出して、広く知らしめてください。