第二のフラッグ:ビジネスを営む国

5つのフラッグ理論:第二のフラッグ:ビジネスを営む国(所得を得る国)

この第二のフラッグはビジネスを営む国(所得を得る国)についてメリットのある国を選択しようと言う訳なのですが,考え方としては,いちいちその国に行ってビジネスを立ち上げて仕事を開始するといった訳ではありません。また,どこの国が正解という訳でもありません。

PTを実行する際に一番の壁になってくるのがこの「仕事」だと思います。職種によって制限が有ったりなかったり,個別の事情が大きいと思います。

今の仕事があなた無しではダメだとか,仕事をするのに特殊な機器が必要で,それが簡単に移動させる事が出来ないものならばPTとして生きて行くには,正直難 しいです。難しいと言ってもそのような仕事を続けながらPTになるのは難しいというだけで,今の仕事でひと財産築いてリタイアすればPTにもなれるでしょ う。いま自分の置かれている状況を踏まえてPTになる可能性を考えてみて下さい。

とりあえず体の自由が利くという職種についてですが,代表的なのは芸能人とか作家がそうでしょうね。あと,不労所得を得ている人もそうです。不労所得の種類としては、以下のものが挙げられます。

預金の利息、貯金の利子
株式の配当
債券(国債、社債等)の利子
不動産の賃料収入
株式や不動産の売却益
自らが所有する特許権や著作権を他人に利用させることを許諾することによる収入
年金
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不労所得を得る方法としては、一般的には2つの方法があり、ひとつはビジネスを起こす。ふたつめは投資を行うというものです。最近はインターネットの普及が進歩しましたので,ウェブデザイナーなどネット関係での仕事なども職場を選ばないでしょう。もちろんこれらは自身が独立経営している場合でないと厳しいでしょうけども。

では,体の自由が利く仕事についている場合において,どんな国で仕事をすればいいのかを考えてみましょう。
現代社会において人は何かしらの経済活動をしなければ生活できません。そしてその活動によって得るものが報酬であり,その国の通貨,つまりはお金なわけです。国の選択について,まず考えたいのは

どこの国の通貨で報酬を得るか?

ということです。アメリカで仕事をすればアメリカドル。イギリスではポンド。と言った具合になりますので,どこの国の通貨を得るかは重要なポイントになります。

基本的に世界基軸通貨としては現在、アメリカドルとなっています。ドルは世界中で融通が利く(両替しやすい)通貨なのでPTとしては非常に有利です。次に ユーロ。EU発足以来ヨーロッパでは共通通貨になっています。これゆえユーロも世界的に融通が利きやすい通貨になっています。最後に日本円。世界の3大通 貨と言えばドル・ユーロ・円。この3つです。でも,円についてはあまり流通量が大きくないので世界的にはそんなに融通が利かないでしょうね。しかし,円自 体はかなり信用度が高い通貨なので資産の一部を円で持っておく事も必要でしょう。

ここでまとめましょう。
ビジネスを行う国・所得を得る国のポイントは

“世界的に流通の多い通貨(ドル・ユーロ・円)で商取引が行われている国”

という事になります。貿易をするも良し、海外出店して現地通貨で貯蓄して行くのもいいでしょう。自分自身に何が出来るのか?どんなビジネスで成功したいのか。熟考してみてください。そして一歩踏み出して下さい。