第四のフラッグ:資産運用を行う国

5つのフラッグ理論:第四のフラッグ:資産運用を行う国(銀行、証券口座を持つ国)

第四のフラッグは資産運用を行う国(銀行、証券口座を持つ国)についてです。
最近でこそ日本でも預金口座の入出金・送金は一部無料になるという銀行が増えてきましたが、基本的に日本の銀行は手数料がバカ高いです。世界的に見れば、銀行の手数料なんてほとんどが無料に近いのが普通です。

よく考えてみてください、銀行というのはもともと何をするところですか?
そうですよね、一般の方に預金してもらって、その資金を運用して利益を上げるのが仕事ですよね。

つまりは、預金さえしてもらえれば(資本金を提供してもらえれば)手数料なんぞ取らなくとも、後は銀行が運用して利益を上げて預金者に対して利息を払ったり、行員の給与を支払ったりする事が出来ないといけない訳です。

今の日本ではちょっとしたことでも手数料を取られ、その額は一発で100万円を預けて何年も経たないともらえない額に相当します。100万円を利息 0.01%で預けても1年で100円です。銀行の窓口振込の手数料の高さは異常だと思いませんか?某銀行では他行宛3万円以上の振込手数料は、な、なんと 840円ですよ!(((( ;゚д゚)))アワワワワ

ま、PT(終身旅行者、または永遠の旅行者)になる以上はこの日本に財産を置いておけないので別に良いのですが、それまでの蓄積でいろいろとお金が掛かりますね。困ったものです。

現在ではネット銀行を使わない手は無いでしょうね。パソコンがあればどこにでも送金できますし、銀行によっていろいろと手数料などが無料になる条件がありますので、非常に便利です。

前振りで長々と日本の銀行に悪態をついたところで始まらないので本題に入ります。
こんな格言を紹介しましょう。

最も効率良く金を稼ぐ方法は、税金を払わないことだ

ちょっと犯罪の臭いがプンプンしますが、これを合法的にやってのける方策があります。PT(終身旅行者、または永遠の旅行者)を実践していく上で欠かせない国と地域。それが・・・

タックスへイヴン(タックスヘイブンとも。租税回避地)です。

このタックスヘイヴン(タックスヘイブン)ですが、タックスヘブン(税金天国)では有りません。これらタックスヘイヴン(タックスヘイブン)は税制優遇措置が取られており、所得税・法人税・相続税・贈与税などが著しく低いかまたは無課税です。ちなみにその

分類としては、

・タックス・パラダイス:租税なし
・タックス・リゾート:特定業種(銀行など)に対して減税または免税
・タックス・シェルター:国外源泉取得を減税または免税
・ロー・タックス・ヘイヴン:条約締結国には低い税率を適用


と分けることが出来ます。

タックスヘイヴン(タックスヘイブン)は全世界に点在し、およそ100弱の国と地域からなります。日本から近い有名なタックスヘイヴン(タックスヘイブン)には香港・マカオ・シンガポールなどがあります。これらの地域を利用して5つのフラッグを構成する事でPT(終身旅行者、または永遠の旅行者)生活を効果的に過ごす事が出来ます。

さて、なぜこのような国と地域が有るのでしょうか?

それはタックスヘイブンの地域特性が関係します。タックスヘイヴン(タックスヘイブン)では主に産業に乏しく、観光などでしか外貨獲得が出来ない地域が多く 見られます。それ故、外貨獲得のため税制優遇措置を行い海外からの投資や企業の誘致を図っているのです。

結果として、世界の金融機関やファンド投資会社な どがこのタックスヘイヴン(タックスヘイブン)に会社を登記しています。
身近な例としては、船舶の国籍でもある「船籍」において、パナマ船籍の船がやたらと多いのはこのパナマという国の船舶に対する課税が非常に安いからだということと同じです。

タックスヘイブンにはどんな地域があって、これをどのようにPT(終身旅行者、または永遠の旅行者)に活用して行くかは、不労所得のページで紹介します。

ところで、PT(終身旅行者、または永遠の旅行者)を実践するにもルールに従って実践しなければ、ただの脱税です。また、9.11のテロ以降、世界のタックスヘイヴン(タックスヘイブン)はマネーロンダリングの温床だとしてその匿名性が薄くなりつつ有る地域も存在しているようです。

法律というものは所詮人間の作り出したもので、その拘束力は普遍ではなく時代や情勢により可変的に修正されます。PT(終身旅行者、または永遠の旅行者)生 活を送るためには世界情勢に敏感でなければなりません。大きな世界の流れ、各国の情勢、それから判断しうる今後の展開。アンテナを目一杯張り巡らせて情報 をキャッチせねばなりません。

とはいっても、実際には自分が選んだ5カ国の情報を集めるだけでも精一杯だと思います。しかも例に漏れず基本的に英語を読めないと、または読む努力をしないといけませんのでその労力たるや凄まじいものになることが予想されます。

がしかし、ひよこが殻を割る精神を忘れずその障壁を突破して行きたいものです。そのうち要領を得て小慣れてくるはずです。・・・・・タブン

ではまとめです。

“日本に居る時はネット銀行を活用すべし”
“PTになったら、なるべく資産を日本に置かずにタックスへイヴンで運用する”
“税金・手数料、取られてたまるかこの野郎”


お後がよろしいようでw